2007年 04月 14日
鵜の捕り方 |
鵜の岬の断崖絶壁の突端に作られた、鳥屋(とや)です。
いったい、どうやって鵜を生け捕りにするのでしょう。
鳥屋(とや)までは、長いトンネルを抜けて行きます。
先に歩いているのは、ガイド(現役の捕獲師)のおじさん。
鳥屋の屋根の天井窓から外を見ると、うみ・ウミ・海〜!
正面は何も無いので横を撮影。岬の先端です。
断崖絶壁の鳥屋の外にはこんな石が、何個もあります。
ここに「おとり」の鵜(=飼育している)を(つないで)立たせていると、
自然の鵜が隣にやってくるのです。
それを四角いのぞき穴から確認し、コモの下の隙間からかぎ棒を鵜の足首に引っかけ、
鳥屋の中に引きずり込みます。
・・と、ガイドさんが教えてくれました。
で、質問。
「どうして川で鵜飼をするのに、川鵜ではなくて海鵜なんですか?」
するとガイドさん(おお・・お嬢さんナイスな質問ですね!という表情。)
「良いところに気が付きましたね〜。川鵜にくらべて海鵜の方が
潜水遊泳が上手なんですよ。」
へぇ〜 そうだったんだ。我ながら良い質問。
だから、何だっていうご報告話でした。
・・おとりの鵜の最初の1羽はどうやって捕まえるの?とか聞かないで下さいね。
なんてったって、江戸時代からの伝統技術ですから。
(〜聞きたかったけれど、我慢しました。たぶん、トリモチだなっ。笑)
by kiku-keko
| 2007-04-14 19:02
| お出かけ