2010年 06月 12日
アクシデント 8 |
さすがのDも、万策尽きたみたいです。
しばらく、また小川沿いに物色していましたが
この場所に戻って来ました。
私の目から見ても、ここを渡るのがベストなんです。
その後Dが向かったのは、大河。
あれだけ濡れて、また水に入ってやがる。
もうイヤになって、遊びに行ったのかな?と思ったら・・
違うみたい。
あ・・・待つ事にしたんだ。(〜それにしても汚いなぁ。笑)
そして、私もハタと気がつきました。
そうです!
Pが自分で、勇気を出して行動しない限り、
他人はどうしようもないのです!
私もその場を離れ、Pから見えない場所に行きました。
さらば P。健闘を待っているよ。
Dちゃん、何だか私感動しているんだけれど。
勘違いじゃなかったら・・・
その時 「ドボン☆」
ん?『ドボン?』
『バチャバチャ』とか『ジャブジャブ』じゃなくて
『ドボン?!』
急いで行ってみると・・
水が濁っている!
しかもDが教えた川幅の一番狭い場所から
びみょ〜に外れた、広くて深そうな場所が!
ぴ Pちゃん! ぴ ピ ピ Pちゃぁぁ〜〜ん!
あ・・・
P・・・・・
意を決して、ダイブしたのね。
ジャンプだとしたら、岸まで届かなかったのね。
P「Dちゃ〜〜〜ん!!」
私の前を素通りして、Dの所へ走って行きました。
そりゃ そうよね。
私って、黙って撮っていただけで何もしていないもん。
それにしても、Dの作戦?通り??
皆が居なくなって、Pの決心がつきました。
いったいDが何回川岸を行ったり来たりしたか?
数えてはいませんでしたが、半端な回数ではありません。
え?これからは、長靴持参した方が良いですよ?
あ 私?
それが その・・ワタクシ、
ちゃ〜んと膝下までのマリンブーツを履いておりました。
少々の深みでも入れるように(笑)。
だから高見の見物だったんです。
余裕かまして、ブラブラしていました。実は。
最初から私が助けてしまったら、この先何かあっても
私の助けを待つだけの犬になってしまいそうで。
良いのか悪いのか
ヤツらも私を当てにはしていなかったみたい・・です(寂)。
めでたし♪めでたし♪
・・と、思ったら大間違い!
つづく です〜!
本命のアクシデントはこれからだっっっ(怒)!
《おまけの1枚》
ちゃんと水の中にも入って、模索していたD。
歩いて渡れそうな場所もあったけれど、
対岸の足場が悪く、土手に上がれそうにありませんでした。
by kiku-keko
| 2010-06-12 08:29
| 長編記事