2007年 12月 08日
河原の秋 【5】 |
気温が急に下がり、紅葉も進みました。
河原の腐敗臭の秋だけでなく、綺麗な秋も深まります。
抜けるような空も、午後の斜光もステキです。
近くに生えていない木の葉っぱは、上流から来たのでしょう。
鮭たちの物語はまだ続いています。
が、やはり少しずつ、その数は減っていっているようです。
これは完食。
キレイに食べてもらって良かった良かった。
鳥達は栄養をつけて、冬に臨めます。
元気に冬を越せれば、春にはヒナが期待できます。
きっと夜には鳥以外の動物も来ているでしょう。
腐ったものには、ウジがわいていました。
鮭を食べて、大人になるんだね。
・・と、ウジに話しかける気にはならなかったけれど(笑)。
これは、水の中で白骨化しそう。
(口を開けて、事切れたのでしょうか?!)
カニや魚がついばんでいるかもしれません。
下流に流れていく死体もあります。
海まで行って、微生物や魚のエサになったり
海草の肥料になるでしょう。
土になっていきそうな死体も発見。
こうして肥えた水が田んぼに行って、今度はお米になるかも。
感傷的になるのは私だけでしょうか。
大きな自然の小さなひとコマ。
でも、壮大な物語。
何百年?何千年?も続いて来た物語。
また、来年・・・。
by kiku-keko
| 2007-12-08 05:06
| 動物・虫